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建築・竣工写真撮影隊

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住宅建築写真の部位別撮影方法

バスルーム撮影法
こちらのコンテンツでは基本的な「バスルーム撮影法」を解説致します。
サンプル写真は”頑張って撮影しているがもうちょっとの写真”です。

こちらのコンテンツでは基本的な「バスルームの撮影方法」を解説致します。
まずNG写真についてお話します。右の写真は工務店様が撮影したバスルームですが、ご覧の通り何とか「バスルーム」と分かりますが、これがHP上で・・・

ご覧の写真は当社の「施工後」の素敵なバスルームです。これから皆様のお風呂が極上のリラックスタイムに変わり、生活がかわりますよ! ぜひご相談下さい。

 

と言われて「いいバスルームだな」「この工務店に「ぜひリフォームしてもらう」

とはならないと思います。理由は写真を見ればわりますね。

でも不思議なことに、今私が書いたことは理解できるのに、自社のHPに写真を掲載する時には、この様な写真を載せてしまう工務店様が多いのも事実です。理由は簡単で「せっかく時間を割いて写真を撮ったから」「この様な写真しかないから」に尽きるようです。

 

そしてよく見る“ドア越しのバスルーム写真”
気持ちは大変よくわかります。
*バスルームが狭くて全体が写らない
*バスルームも狭い、レンズも狭いこの様な理由からご覧の写真になっている工務店様が多いですね。

もちろんレンズの限界もありますが、撮影場所をお聞きすると、自分が洗い場に入ってカメラを構えている方も多いので、身体はバスルームから出て、カメラだけバスから一番遠い位置から撮影してはいかがでしょうか。

思ったより撮影できるかもしれません。
でもやっぱりこの様な写真はHPでは少し厳しいですね。

 

さて右の写真ですが、いかがでしょうか?洗い場・バス両方が写っています。

*どこか悪いところがある?
*バス自体が全部入っているのでいいのでは。
*洗い場も見えるので特に問題なし私がセミナーで見るバスルームの写真の中ではいい方です。

確かにバス・洗い場が見えているので、説明写真として70%ぐらいはOKかもしれません。

ただ、やはり住宅建築写真としては真っすぐに撮影したいものです。

何回も言いますが、工務店様が使用しているカメラのレンズの限界があり、上手くバスルームが撮影できない場合が多々あるかと思います。

その場合正攻法で撮影してもバスが切れる場合は、思い切って上から撮影して
見ましょう。

上から撮影しますので、基本の「水平垂直を守って撮影」はできませんが、バスと洗い場が見えます。バスが半分切れている写真よりかは数段良いと思います。

 

バスルーム実践撮影

バスルームの撮影はまず縦構図で撮影します。
奥の鏡の左ラインを垂直に合わせて撮影します。
縦構図のメリットは高さが出るので、特にバスルームの場合は、ライトが写ることにあります。
もちろんバスルームの形状によっては写らない場合もありますが…。

しかし広い広角レンズを装着していても、バスルームの形状によっては
右の写真の様に微妙に切れてしまうこともあります。

この様な場合は、一度横構図を考えて撮影してみましょう。

同じように
奥の鏡の左ラインを垂直に合わせて撮影します。

右側のバス自体が縦構図では切れていたので、ここは切れないように撮影します。


ただ、横構図で撮影したバスルームの場合、縦構図で写っていた「ライト」が写らなくなりますが、そこは縦構図で見えているので割り切ります。
横構図をではバス自体を全て見せることを考えて撮影します。


この様に考えると「縦構図と横構図を両方を撮影」することが重要ですね。

 

こちらはマンションのバスルームです。
マンションサイズなので少し狭いのはご存知だと思います。

先程と同じように、縦構図と横構図両方を撮影します。

撮影場所の形状にもよりますが、洗面台とバスルームが一緒に撮影できる場合はできるだけ撮影しておきましょう。

どの撮影でも言えるのですが、住宅建築写真は自分が撮影するために撮影するのではなく、ユーザーに見てもらうために撮影するので、できるだけ「何がどうなっている」を写真で見せてあげることが大切です。

 

こちらは窓から庭が見える素敵なバスルームです。お施主様は特に“みどり”が好きで、色々な場所に観葉植物等を飾っておられました。

特にこだわったのはお風呂につかりながら、
庭のみどりが見えるバスルームです。

ご要望通りにバスルームから規格外の大きな窓を設置し、そこから鮮やかな木々が見えます。
そしてみどりが癒しを与えてくれる、超リラックスバスルームが完成しました。

写真撮影をするときに考えたのは、とにかく
”きれいに撮影したい”ことでした。


ご覧のように脱衣所からバスルームまでとても明るかったので「明るさ・みどり」がきれいに調和するように心掛けました。

この写真でお伝えしたいことは、撮影方法自体は他の写真と変わりませんが「こう撮りたい」「こう表現したい」など「気持ちの入れ方」が割と写真の仕上がりを左右する要素として大切になることを知って頂きたいのです。

*撮影はめんどうだな
*適当に撮影しておこう
*大体こんなもんでいいか etc

 

この様な気持ちで撮影していると必ず写真にも表れてきます。

ぜひ気持ちを入れて撮影していただきたいと思います。

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