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住宅建築写真の部位別撮影方法

キッチン撮影法
こちらのコンテンツでは基本的な「キッチン撮影法」を解説致します。
サンプル写真は”頑張って撮影しているがもうちょっとの写真”です。

右の写真は工務店様が撮影したキッチンですが、キッチンを手前に入れてリビングを見えるよう撮影したと思います。

発想はとてもいいですね。我々もこの様な写真は撮影します。
少し残念なのはキッチンの左上換気扇と左下のIH部分が切れているという点です。

撮影時に撮影したいもの(この場合キッチン)が不自然に切れてしまう写真は余り良くありません。
この場合キッチン全体が入らなくても、換気扇とシンクが切れずに入っていれば恐らくOK写真になるかと思います。

​この写真のいいところは真っすぐに撮影することを心掛けていることです。

こちらの写真もキッチンの左側が不自然に切れています。
後は全体的にキッチンがフレームに対してキツキツになっており、息苦しさを感じてしまいます。

もう少し下がってキッチン全体を入れて撮影するべきだったと思います。

構図は対角線構図ですね。
対角線構図では文字通り対角線のように撮影する手法です。
キッチンであれば、キッチンが斜めになるように撮影します。
ポイントはキッチンの奥の方を少しスペースを空けて撮影するのがセオリーです。

この写真の撮影者も真っすぐに撮影しようという意識は強いと感じます。その点はとてもいいことだと思います。


 

こちらの写真は右側の食器棚と一緒にキッチンを撮影したかったのだと思います。

構図で言えば「シンメトリー構図」といいます。
恐らくこの構図を意識したがために、左のキッチンが不自然に切れたのだと思います。

またシンク手前に壁があるので、そもそもこの位置からシンク全体を入れてのキッチン全体の写真は狙えないかと思います。

この場合、キッチン全体と食器棚両方をきれいに撮影することは諦めて、キッチンのみに集中した方が良かったと思います。

キッチンの場合、シンクが切れるのはできるだけ避けたいですね。
この場合は向こう側の廊下から撮影すれば恐らくシンク部分は切れずに済んでいるかと思います。

こちらのコンテンツのいいところは「シンメトリー構図」にチャレンジして撮影したというところです。

こちらの写真は全体像が見えるという点ではいいかと思います。

キッチン左下が切れている点が目につきますが、それ以上に上から下へと撮影しているので、水平垂直が取れていないのが残念です。

建築写真の基本は水平垂直を守って撮影することです。

ただ、基本は水平垂直ですが、この写真のようにイメージ的に上から下に向いて撮影する手法もありますが、基本が撮影できてから挑戦しましょう。

この写真のいいところは、明るく撮影している点と、とにかくキッチン全体を見せる点に絞ったところです。

キッチン実践撮影

キッチン全体の空間を撮影

キッチン撮影法対面キッチン編
まずはシンプルにキッチン全体を撮影。
キッチン全体はもちろん、その周辺も入るように撮影しています。
右の窓の縦ラインや左の収納部分が真っすぐになるよう撮影。

天井のライトも効果的にフレームに入るように調整しました。左奥の扉を開けて撮影しています。(扉奥が見えるように。見せたくない場合は閉めて撮影しても可能です)

天板を意識したローアングル

キッチンがより分かるように撮影。
キッチンの天板が広く見えるようにカメラ位置を低くして撮影しています。

いわゆる“ローアングル”です。

ローアングルは床をより良く見せたい時にも活用します。

右窓の縦のラインにも気を付ける真っすぐに撮影しています。
左右の見えるラインを強調すると、更に安定した写真になります。
見た目にカッコイイですよね。

縦位置での対角線構図

今度は縦位置での対角線構図でキッチンを撮影。
横構図とは違い少し違った雰囲気になります。
天井のライトも考慮してこの様な構図になりました。
左の窓の縦ラインを意識しています。

対角線構図ではキッチン奥の前のスペースを少し空けるのがポイントです。
もし左奥の窓部分を詰めて映らない状態でキッチンがフレーム迄来てしまえば、息苦しい写真となってしまいます。必ずスペースを空けてください。

 

キッチン中からの撮影

キッチンの中に入っての撮影です。
ポイントは右の棚の縦の線と、左の天井から下がっている2つのライトの縦のラインを考えて撮影しています。

そしてできるだけキッチンの向こう側、リビングが見える高さで撮影しています。ただ、あまり高すぎるとキッチンがもっと切れてしまいますので、キッチンもリビングも丁度いい具合に見えるよう考えて撮影しました。

 

シンメトリー構図

こちらはシンメトリーの構図です。
現場にもよりますが、私の広角レンズでもキッチン右側が少し切れています。

もちろん全部入る方がいいのですが、現場によって限界があります。

でもご覧頂いて分かるように恐らく「違和感」をあまり感じさせないと思いませんか?

具体的に言いますと「シンクが切れているからへん!」というご意見は少ないのではないかと思います。その理由はやはり水平垂直を守って撮影していることにつきます。
真っすぐに撮影すると安定するので、見ている方が心地良くなるのです。
ですからとにかく「真っすぐに撮影」することが大切です。

 

プラスαの考え方

メインはキッチンですが、テーブルを手前に入れて撮影しています。

これはメインプラスαという考え方です。
この場合手前にダイニングテーブルを入れることで、
キッチン=料理=食事と連想させる結果「家族の団欒」へと導いています。

何か暖かい気持ちになりませんか?

この様な写真は技術も大切ですが、撮影者がどの様に感じて撮影するかも大切になります。
ただ設備機器を撮影しているのではないということですね。

 

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